画力を高めるためにまずはデッサン力を磨くことから始める方も少なくないと思います。
デッサンを学ぶことであらゆる表現の基礎が理解でき、画力の向上につなげられるでしょう。絵画を始めるならデッサンによって表現を学ぶことがおすすめです。
高い観察力が身につく
デッサンは対象となる物を観察し描いていきますが、重要となるのが対象物の立体感や空間を平面上で表現する技術です。平面である紙に線を描き、色のバランスを工夫することで平面上に立体が存在するような錯覚を与えます。
デッサンの基礎としては立方体、球体、円柱などを鉛筆のみで写実的に描き出すことです。
物質はこういったシンプルな形状の集まりであり、単純な物質が描けるようになることで応用として複雑な物も描けるようになっていきます。デッサンを行うことにより、平面で立体を表現する技術や対象物の本質を見抜く観察力を磨くことに繋がるのです。
遠近法の表現がわかる
デッサンによる描写は見たものをそのまま平面に捉えるため、手前にある対象物や背景となる存在を明確にする表現技術が必要となります。対象となる物質を立体で捉える際は、対象となる物質の一部が手前に存在することを表現したり、くぼみがある部分を表現したりと立体的に感じさせることが大切です。
その立体感の表現は、遠くにある物と近くにある物を明確に伝える遠近法と同じ表現手法であるため、風景画や背景を描くときの基礎となります。
色彩の基礎が学べる
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